当クリニックでは、女性泌尿器科の分野での運動療法として「骨盤底筋体操教室」を行ってきましたが、2019年1月より、ピラティストレーナーのAkemi先生と連携し、ピラティスを取り入れた「ウロギネピラティス」を開始しました。
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ピラティスとは
最近では、アスリートのトレーニングやダイエットなど、フィットネス分野でその名を聞くことも多い「ピラティス」ですが、もともと医療現場で生まれたものです。 このメソッドを提唱したのは、看護師であったジョセフ・H・ピラティス氏。 全身の細かな筋肉と精神をコントロールすることで、健康を目指すというものです。
関節や筋肉に負担をかけることなく、体の奥にあるインナーマッスルから表層にあるアウターマッスルまで、左右のバランスを整えながら全体的に鍛えることが可能です。呼吸法を重視し、自然に心と体の内側に働きかけるピラティスは、生理・解剖学をベースに構築したものであり、理論的なムーブメントと言えます。
引用:「BLEZ Pilates」ピラティスとは?
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ウロギネ×ピラティス
ウロギネピラティスとは、筋肉を無理なく鍛える「ピラティス」を軸にした、ウロギネ分野(女性泌尿器科)の運動療法です。
女性泌尿器科で扱う尿失禁や骨盤臓器脱、過活動膀胱などの疾患について、症状の大きな原因となるのは、骨盤の底にある「骨盤底筋群」という筋肉のゆるみです。
骨盤底筋群は、妊娠・出産や女性ホルモンの低下など、さまざまな要因で弱くなっていきます。この骨盤底筋を鍛えることにより、臓器脱の進行が食いとめられ、痛みの緩和や排尿障害の改善が期待できます。 -
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